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FX:トルコリラという選択肢

近年FXサイトで話題に上る機会が増えてきた「トルコリラ」。
ここでは、そんなトルコリラについてみていきたいと思います。

トルコは、産業・産業基盤が比較的しっかりしており、鉱物資源が豊富、若年人口の伸びも高く…今後の経済発展が期待されている国のひとつ。その通貨リラにもBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)に続き世界の関心が集まっています。

では、そんなトルコの通貨「トルコリラ」とは一体どのような通貨なのでしょうか。

トルコの通貨としては古くから“リラ”が使用されていましたが、現在使用されているのはインフレ対策のため「旧トルコリラ100万=新トルコリラ1」として2005年に誕生した新トルコリラ。

今流通しているトルコリラは、進んでしまったインフレからの打開措置として実施された“100万分の1”という驚くほどに大幅な通貨切り下げを経て生まれた新しい通貨なのです。

なお…、トルコの経済は一時IMFの管理下に置かれるほどの大幅な縮小を経験、その後もリーマンショックに起因する世界規模での経済停滞の影響などを受け低迷が続いています。
しかし、それでもなお「トルコリラは非常に高金利であること」なおかつ「トルコの今後の発展には期待が持てること」といった理由から、トルコリラには多くの投資家が関心を寄せています。

ただ、トルコには政情不安があるうえ、リラ自体がそもそも流動性に乏しく価格変動を起こしやすい性質を持った通貨である…ということは忘れていけません。

また先日(2016年7月15日)も、トルコではクーデター未遂が起こり、その後トルコリラは、米ドルに対し過去最安値にまで下落…。
この通りトルコリラは今、決して安定的に取引できるとはいえない状況にあります。

とはいえ、上記の通り、トルコには資源があり、工業・サービス業なども充実、個人消費の伸びも期待されるため、この先、政権が安定して情勢が落ち着いていきさえすれば大きな発展を望むことが可能! 

トルコリラの“今後”にも期待が持てそうです。

従って、今のうちからトルコリラには“投資対象として注目”しておいて損はないと言って良いでしょう。